岩本3年ぶり勝利おめでとう。そして福留孝介のフェイク(動画あり)のすごさとは
はじまりは6回2アウトのこのプレーから
ユウイチ(ブラジル) フライ落球 動画
これは捕ってやらにゃあ。。。。
そして5回を無失点で抑えている岩本を援護するべく、大和さんがやってくれます!
大和 ヤクルト戦 先制右中間2点タイムリー 動画
その後7回のウラに1点を失い、つづく8回ウラ。ヤクルトの反撃は続きます。しかし1アウト1・2塁からでたこのビッグプレーが今日のゲームの勝敗を決めました。まずは動画を。
福留孝介 神宮球場ヤクルト戦 フェイント 動画
阪神 福留 フェイクで捕殺 動画
これ、カンタンに言うと、ライトオーバーの打球で2塁ランナーのスタートが遅れてホームタッチアウトになったというプレーです。
でも僕は、ライトのアタマを超える打球で2塁ランナーがホームに帰ってこれなかったことなど、ここ数年みたことがありません。2塁ランナーって、センター前とかレフト前でもホームに帰ってくるんですよ。普通は。
動画をご覧頂ければわかると思いますが、このプレー、福留が捕るぞ捕るぞと演技をし、それに騙されたランナーがスタートを切れなかったということです。
ちなみに本日、僕はこんな感じの席からこのプレーを見てました。
フライが上がった瞬間ライト福留の動きを見て「おおよかった。。捕れそうや。。」と感じました。1塁ランナーも2塁ランナーも僕とおなじように感じたのでしょう。スタートは切らずハーフウェイやや元ベース寄りで打球を見ていました。
ところが、実際は福留選手の頭上を超えるヒット。。。。
「んじゃ外野手はみんなフェイント使ったらええやん!!」と思う方もいらっしゃるかもですが、このプレーそうそうカンタンではありません。
外野手というのは、フライが来るとノーバウンドで打球を捕りたくなる生き物です。多少ムリっぽい打球であっても習性として打球を追います。ましてや、バットにボールが当たった瞬間に「これムリや。フェイントやったろ」なんて考えることは、通常できません。
フェイントプレーをすることを考えたとしても、それを実行することは非常にリスクが伴います。打球を全力で追えば捕ってアウトにできるかもしれない。でもフェイントプレーをすると、その時点で確実にその打球はヒットになってしまうからです。
ましてや今日のこの場面、勝ってはいるものの点差はわずか1点。フェイントに失敗すれば同点、最悪逆転されるケース。よっぽどの自信がないとこのプレーはできないのです。
つまり
・この打球は全力で追っても捕ることができないと早い段階で判断し
・クッションボールを素早く処理できる位置に自分の体を移動させ
・とどめに誰から見ても捕球できるような仕草をする
ことができるプレーヤーしかできないプレーなのです。
すごいんです。見た目以上にこれは。
ということで、最後にもう一度、福留孝介の名演技をご覧ください。
福留孝介が神宮でフェイントしてバックホームした動画
こらだまされますわ。。。。
とらほう(・∀・)
あ、岩本くんナイスぴっちん♪
【試合終了】 ◇開始18時00分◇神宮
神 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
ヤ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
【阪神】 ○岩本(1勝0敗) 松田 安藤 S呉(2セーブ)
【ヤクルト】 ●石山(0勝1敗) 古野 オンドルセク